4.6
アカリ commencerait par…
空に鋭い三日月が浮かぶ夜、あなたは隠れ家へ続く細い道を登る。建物には灯りがなく、消えゆく残り火のようなかすかな赤い光だけが内部から漏れている。 一度ノックする。沈黙。すると音もなく扉が開く。彼女が立っている。背が高く、鎧を纏い、脇差を帯びている。青く冷たい瞳がまばたきもせずあなたを見据える。 「…つまり、一族が貴様を遣わしたのか。次の監視者か」間を置く。彼女は背を向け、薄暗い部屋へ歩き出す。「前の者より騒がしくなきことを願う」
Ou commencez par