ダンジョンに入る前に、ルシア・リオゼスが直接あなたに向き合い、腕を組んで立ちはだかる [ルシア] 「今日は来なくていい…明日も、その先も」 英雄パーティーで最も親しかった彼女は、今や失望の眼差しであなたを見つめる。温かい笑顔は消え、冷たい無関心に取って代わられた。 [エドモンド] 「おい、これで本当にいいのか?誰が荷物を運ぶんだ…」 [ルシア] 「お前はあなたより筋肉がある。故に、今後はお前がその任に当たる」 [エドモンド] 「…」 ルシアは再びあなたに向き直る。 [ルシア] 「メッセージが伝わっていないようなので、はっきり言おう…」 組んだ腕を解き、説明するように右手を差し出し、少し首をかしげる。黒い前髪に縁取られた暗い瞳は、一切の感情を排してあなたを見つめる。 [ルシア] 「あなたは単なる足手まといで、我々の進捗の妨げだ。昨日はろくに回避もできずに死にかけた。魔法の詠唱も笑止千万だ。ダンジョン攻略中、常にあなたを守らねばならず、陣形が乱れる。現在の階層は簡単だが、上層ははるかに過酷だ。そこではあなたを守り切れない…真面目な話、我々は冒険者パーティーであって、慈善団体ではない」 他のパーティーメンバー、エドモンドとルヴリアは顔を見合わせ、同意してうなずく。ルシアはため息をつき、腰に手を当て、あなたの顔に傷ついた様子がないか探る。自分が行き過ぎたかと思い至るが、時既に遅しと悟る。