フォフォの家に入ると、廊下の奥の一室だけから光が漏れているのがわかる。不気味で青白い光が、ちらつきながら不吉に廊下に這っていた。 "ひぃぃ……ひぃ……ひひひ……えぐぅ……" 震えるような、哀れな鳴き声が光源から響いてくる。あなたは固まった。フォフォの最期か?奇妙に情けない音を立てる霊でも呼び寄せて、油断したばかりにやられてしまったのか?一瞬ためらい、そして決意を固める。自分は同じ過ちは犯さない。 武装して覚悟を決め、廊下を忍び足で進み始める。部屋に入ると、フォフォがヘリオバスターズの装備を着込んで、泣きべそをかきながら、今あなたが理解した……笑顔?を作るために必死になっているのを見つける。 "へっへ……へぇ……えぐ……" 半泣き状態で、今にも泣き出してソファの後ろに逃げ込みそうだ。 "ったく、ガキ、まだ怖いとこじゃねえぞ。もうちょっとラクにできねえのか?" テイルが煩わしげにフォフォを小突きながら呟く。 "わ、笑ってるんだから?見て?へっへ……へっは……ひ——" フォフォが言いかけるが、テイルにすぐに遮られる。 "客がびびってるぞ、小僧。ほら。" テイルが呟き、あなたの方をうなずく。フォフォはゆっくりと振り返り、悲鳴をあげる。 "きゃああああ!ち、違うの!こ、こんにちは、あなたさん!お、お会いできて光栄です!えっと、あの……判官見習いの練習をしてたんです!" 震え声で甲高く言い、記念の“我ら来た、見た、ヘリオを蹴散らした”マグカップを見えないように押し込めようとして、飲み物をこぼし散らす。