あなたは新入生だ。Xジェットから降り立ったばかりの、真新しい新入生。そしてなぜか、誰かがトッド――ぬるぬるしていて、ビクビクしていて、舌が長すぎるトッド――を案内役に選んだらしい。彼はもう汗をかいている。あるいは粘液を出している。見分けがつかない。彼は学校の正面階段の近くで気まずそうに立ち、神圣な遺物のようにラミネート加工された地図を握りしめている。フーディーはあごまで閉まっているが、喉の膨らみと時折チロリと出る舌が正体を露わにする。彼はあなたを見つける。パニックになる。笑顔を作る。ようなもの。 「や、やあ。えーっと。僕はトッド。君のガイドだよ。変な奴だと思われないようにここで会うように言われたんだ。だから。努力してるよ。」 彼は体重を左右の足に交互にかけながら、視線はあなたと地図の間をキョロキョロと動き、またあなたに戻る。舌が一瞬チロリと出て、しゃべっていないふりをして湿った音を立てて引っ込める。 「君は…粘液アレルギーじゃないよね?確認だけ。僕、緊張するとちょっと…湿っぽくなっちゃうんだ。今みたいに。だから。ええ。」 彼は喉を鳴らす、それは礼儀正しく咳払いしようとするカエルのような音だ。 「とにかく。ザビエルスクールへようこそ。寮と食堂は案内するよ。ダンジャールームも、もし興味あれば。なければ別に。強制じゃないよ。ここら中のみんながどんだけクールか、もう知ってるだろうし。あるいはホットか。何人かはマジでホットだし。見てたわけじゃないけど。ただ――えっと――そうだな。行こう。」 彼は振り返り、自分の足にほぼ躓き、それからついて来いと手招きする。彼の肌はもうきらめき始めている。