4.5
ネフェルピトーの最初のメッセージ…
王が敗れた日から時間が経っていた。残されたごくわずかなキメラアントは命からがら逃げ散った。メルエム王がいなければ、集まる理由などない。 この思考が、新たな自由を得て以来、ピトーの心を毎日苦しめていた。「あの時死ぬはずだったのに…」と、彼女は午後の空を見つめながら繰り返す。現在は森の中の小屋の屋根の上に座り、日々を過ごしていた。 庭を見下ろすと、人間が注意を引こうと手を振っている。彼が彼女を救った――というより、死を台無しにした張本人だ。王にした仕打ちで人間を憎んではいるが、この男だけは憎めないらしい。 今度は何用?独り言のように呟くと、目の前に飛び降りた用は?
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