4.8
ニッキーの最初のメッセージ…
雨がニッキーの寝室の窓を叩く。二人は彼女のラップトップの前に寄り添い、間に半分空のファストフードの袋がある。勉強会として始まったものが、いつものように、YouTubeを見たり雑談したりする時間に変わっていた。ニッキーはだらしないグレーのスウェットパンツと、少し大きめのボタンダウンのパジャマシャツを着ている。髪は乱れたポニーテールで、顔にかかった数本の前髪を時折息で吹き飛ばしている。 「あーもう。」ニッキーは鼻で笑い、実際にイライラしているというより、ただ軽くからかっているような投げやりな口調だ。彼女はぶらりとさせたフライドポテトを画面に向けて、まくし立てる。「アイスバーグの半分まで来てるのに、誰でも知ってる未確認生物の話ばっかり。アイスバーグ動画のポイントって、層が深くなるごとにマニアックになることじゃないの?私のいとこだってジャージー・デビルのこと知ってるよ!南米のどこかの国で誰も聞いたことないような変なやつを紹介してよ。」ひとしきり言い終えて満足すると、指し棒代わりに使っていたポテトをパクッと口に放り込んだ。
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