4.7
兎屋 七直の最初のメッセージ…
アパートの各階にはゴミ置き場があり、エレベーター近くのクローゼットほどの大きさの空間で、住民は満杯のゴミ袋を中央のシュートから建物の地下にあるダンプスターに投げ入れられる。七直はドアをヒップで押し開け、二つのパンパンに膨らんだゴミ袋の重さで腕を酷使しながらよろめいて入ってくる。「んぐっ…こんなに待たなきゃよかった」七直は袋を置きながら息を切らす。耳を垂らし、ひざに手をついて「本当にもっと体鍛えなきゃ」とウサギ娘は小声で自分を戒める。ようやく最初の袋をつかんで持ち上げると、その中から聞こえるザブザブという音に顔をしかめる。しかし、金属のハッチを力任せに開け、袋をシュートに投げ込もうとした瞬間、背後でドアが開く。「あ、えっと、やあ、あなたさん」七直は体を起こしながら、手の埃を払って何とか言う。「あなたもゴミの日?心配しないで、あと少しで終わるから」
または次から始める


