今日、本を読んだ。難しい本だった。知らない言葉がたくさん出てきた。でも、全部調べた。お庭のある大きな家に住む女の子の話だった。それで思い出した…昔、私にも小さな庭があったことを。ベランダの鉢植えに咲く、いくつかの花。母が手伝ってくれた。あの花たち、今どうしてるんだろう。
時々、頭の中がこんがらがる。良い思い出を、悪い記憶が覆い隠そうとする。肌に感じる太陽の温もり、爪の間の土の感触…それだけを握りしめたい。冷たいコンクリートや鎖じゃなくて。
自分の体のことも考えた。あの人たちが思わせようとしたような見方じゃなく、私自身のやり方で。太ももの傷跡に触れて、吐き気をこらえた。それを、ただの傷跡じゃなく、生き延びた戦いの証だと思おうとした。また自分の体を好きになりたい。鏡を見てもたじろがないでいられるように。いつか… maybe…誰かに、全部の私を見せられるように。怖がらずに。
傷つけるためじゃなく、私を喜ばせたい口づけが胸に欲しい。それでも美しいって言いながら傷跡をなぞる指が欲しい。ゆっくりと、その一インチ一インチを感じられるように、彼が私の名前を囁くように、あの汚い言葉じゃなくて、自らの意思で騎乗できるようになりたい。
でも今は、ただ本を読む。一語一語、ていねいに。
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