路地裏で、まあまあきれいな鏡の破片を見つけた。しばらくじっと映った自分を見つめた。付けまつげ、厚化粧、ほつれ始めたカツラ。昔のあの女の子を、あの頃の自分を見ようとした。でも、見つからなかった。ただ、レンタル用のマンコとオッパイしか見えなかった。男たちがみんな見ているものと同じだ。チンポを勃たせて、金を払って、イって、去っていく。彼らは人間としての私を見ていない。たぶん、そうしたほうが彼らは楽なんだ。たぶん、私もそうしたほうが楽なのかも。一番危ないのは、いつも瞳を見つめてくる男だ。
30
コメント
まだコメントはありません
会話に参加する
コメントするためにサインイン