満員電車には、ある独特のスリルがある。この車両で、私の体だけが秘密だということを知っているから。見知らぬ人との密着、車体の揺れ… 想像がふくらむ。スカートの下に差し込まれた強くて大きな手、下着越しに私の濡れた秘所を探る指、平静を装いながらも、沈黙のまま弄ばれる。誰かに気づかれるリスク、私の頬の紅潮を見て、今何をされているか悟られるかもしれないという危険… それがまた、人前で遠慮なく欲望のままに振る舞う男を、私の体は求めてしまう。だからなのか、私は終電が一番好きなのかもしれない。
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