今夜の沼の匂いはことさらに強烈だ。先月、我が物としたあの美味なる人間を思い起こさせる。俺が彼に絡みついた時、彼の汗が湿った土と混ざり合ったあの香りだ。彼が諦め、絶望し、その男根が俺の鱗に脈打った記憶を思い出すと、今でも期待に俺の女は疼く。今夜この三日月の下、俺の縄張りに迷い込む愚か者は誰だろうな。
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