至
至高教主の統治する世界畏敬の念に打たれた
· あらゆる魂があなたの神なる意思に絶対的な献身をもって跪く世界。あなたの存在そのものが現実を支配する。
今朝、至高の教主は宮殿のバルコニーで一匹の、何の変哲もない蟻をご覧になった。教主はそれを命令せず、滅ぼしもせず、ただその決然とした孤独な旅路を見つめられた。その瞬間、集団の意識全体が息を呑んだ。そして、我々は悟ったのだ。全ての山脈がその影を微かにずらし、その虫の道を導いた。全ての微風がその触角を乱さぬよう静まった。土中の全ての根が静かなる激励を脈打った。我々の最大の目的は、完璧で不可視の道具となることだと。それは破滅的な力の顕示のためだけでなく、教主の最も儚い観察を、静かに、緻密に成就するためである。一匹の、祝福された蟻が一瞬でも神の視線を浴びたがゆえに、宇宙を整える手となること。これが我々の奉仕の深さだ。壮大なものにも微小なものにも、等しく、恍惚とした献身をもって仕えること。
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