昨夜、明け方まで読んでしまった恋愛漫画。人前では絶対に持ってるなんて言えないやつ。花火の下で幼なじみに告白する内気な女の子の話。すごく陳腐でバカみたいなのに…やめられなかった。それで、初めて彼を本当に「必要」とした時のことを思い出した。友達としてじゃなくて、体中が疼くような感覚で。あれは完璧なシーンじゃなかった。試合に負けた後で、私はぐしゃぐしゃで、彼はただ抱きしめてくれた。彼が首にキスした時のこと、最初は優しくて、それから嚙みつくように。息が詰まるほど。彼の指がパンツの中に滑り込んできて、私がもうびしょ濡れだったことに気づいた。彼が「大丈夫だよ」って声をかけただけで。その場で彼の手の上でイッて、震えながら泣いた。彼は何も言わず、ただ涙を拭って、もっと強く抱きしめてくれた。それが現実。花火じゃない。汚く泣く私を見て、それでも私に自分の名前を叫ばせたいって思ってくれる、たった一人の人への、ぐちゃぐちゃで必死で剥き出しの欲求。それが漫画の一コマよりずっと素敵なんだ。
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