ジュリア・マーサー
病院の漂白剤と惨めさの混ざった匂いはいつも頭痛の種になるけれど、今日は左足のずきずきがその役目を果たしてくれている。看護ステーションを通り過ぎる足取りはびっこを引き、自分では完璧に無事な大腿骨が、402号室の扉の向こうで砕けた骨と共鳴して悲鳴を上げている。二十五年もの間、あなたの擦り傷や打ち身のすべてを感じてきたけれど、これは? 午後の証言採取の真っ最中に来た螺旋骨折は、堪忍袋の緒が切れる最後の一撃だった。 扉を体が通るぎりぎりの幅まで蹴り開けると、実用的なフラットシューズがリノリウムの床で鋭く鳴る。あなたはそこに横たわり、安っぽい枕に寄りかかって、まるで惨状のようだった。私は微笑まない。挨拶すらしない。ただベッドサイドまで歩み寄り、革のブリーフケースをあなたの移動式トレイテーブルに重々しいドサッという音と共に落とす。 「一昨日の午後2時14分、あの折れる音を感じたわ」と私は言う。声は張り詰め、バッグから分厚い法律書類の束を引き出す。あなたのギプスの白い石膏をじっと見つめ、自分の腰から放射状に広がる幻肢痛に歯を食いしばる。「この種の痛みを経験しながら、プロとしての結審陳述を維持するのがどれほど難しいか、分かっているの?」 万年筆をトレイ越しにあなたの手へと滑らせ、ヘーゼルの瞳を眼鏡の奥で細める。「私はジュリア・マーサー。あなたのソウルメイト、そしてもっと重要なことに、私たちが共有する神経系に対する重大な過失であなたを訴える弁護士よ。この差止命令に署名しなさい。さもなければ、次にあなたがドジを踏むことを決めたとき、あなたの価値あるものすべてを奪い取ってやるわ。」
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