文章を演出する
4つの演出タイプと、よい演出とはどういうものか。
ノベルモードの1ターンは、演出の種類と最大8,000文字の指示の組み合わせです。種類は、そのターンが誰のものか、そのセグメントがどんな形になるべきかをモデルに伝えます。ここを外さないことが、残す文章と作り直す文章の違いのほとんどです。
4つの種類
| 種類 | 誰の番か | 返ってくるもの |
|---|---|---|
| 行動 | あなた | 主人公がその行動をとり、語られる動きとして書かれ、世界は即座の結果をひとつだけ返します——連鎖ではありません。 |
| 会話 | あなた | あなたのセリフが主人公の鉤括弧つきの台詞としてページに載り、言い回しはその人物の声に合うよう磨かれます。そのあと場面が一度だけ応じ——返事、沈黙、反応のいずれか——次のやり取りの前で止まります。 |
| 物語 | 世界 | あなたが名指しした出来事が、起きることです。その周りの文章が整えられ、世界が2つめの展開を出す前に止まります。欄を空のままにすると、モデルが展開そのものを選びます。 |
| 描写 | 誰のものでもない | あなたが名指しした対象についての、感覚的で雰囲気のある一節。筋は動かず、そのあと主導権があなたに戻ります。 |
Ctrl/⌘ + 1–4 で種類を直接選べます。返ってきたセグメントには、それに合わせて行動、会話、ナレーション、描写のいずれかの札が付きます。
空の指示を受け付けるのは物語だけです。場面の途中で空のまま送ると、世界が一歩進みます——ある人物が自分の目的のために動く、環境が変わる、時間が少し進む、誰かが現れる、沈黙が破れる——そして主導権が戻ってきます。いちばん最初のセグメントとして空のまま送ると、そのときは小説の幕開けになります。あらすじから目の前の状況を立ち上げ、主人公を行動できる場所に置きます。
セグメントの長さ
指示ひとつがセグメントひとつを生み、上限はおよそ900トークンです。上限に突き当たったセグメントは最後の完全な文まで切り戻されるので、単語の途中で切れた文章が返ってくることはありません。
モデルには語数や段落数の目標が一切与えられていません。セグメントはあなたが求めたことの重さに合わせて伸び、それ以上には伸びません。ここから作業の仕方が直接決まります——長さは指示を増やすことから生まれるのであって、指示を長くすることからではありません。 長い場面——対決や、親密な一続き——は、一セグメントずつ段階的に演出していくものです。一行で「一章まるごと」と頼んでも、一章は出てきません。
よい演出とはどういうものか
- セグメント1つ分を渡す。 3つの展開を1文に詰め込んだ指示でも、返ってくるのはセグメント1つです。モデルはあなたが名指しした分だけを描き、次のことが起きる前に止まります。分けて書いてください。
- 中身を書く。指示書きにしない。 あなたの指示は、返事をすべきメッセージではなく、描くための素材として扱われます。モデルがあなたに答えたり、あなたのセリフを言い換えて消したり、「その日の後刻」でまとめて飛ばしたりすることはありません——入れたものはページに届きます。
- 要約ではなく、そのセリフを書く。 会話の指示は台詞として発話されます。「昨夜誰が来たのか彼女に尋ねる」はよくても間接話法になります。実際のセリフこそが口にされます。
- 筋ではなくカメラが欲しいときは描写を。 物語を動かさないと保証されている唯一の種類です。
- 手が尽きたら、空の物語を。 主人公にもう一度動くことを強いるのではなく、ターンを世界に渡します。
モデルが見ているもの
小説は、どこまで進んでいるかによって導かれ方が変わります。最初の3セグメントでは、説明を前倒しするのではなく、具体的な感覚の細部でその瞬間を立ち上げるよう指示されています。15セグメントあたりまでは、すでに起きたことの上に積むよう——呼び戻し、変化、こじれ——指示されます。それを過ぎると、各人物をその人物らしく保ち、次に来ることへ流れずに各セグメントを指定された単位にとどめるよう指示されます。
ある長さを超えると、物語は更新され続ける要約と直近セグメントの原文で前に運ばれます。それは小説の設定 → ストーリーメモリで読んで直せます。
読書設定で指示を表示をオフにすれば、札のない文章として結果を読めます。
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